“大スクリーンでの映画上映 × オーケストラ生演奏による音楽” でお届けする
新たなスタイルのコンサート「シネオケ®」。
映画音楽だけをオーケストラで演奏するコンサートと大きく異なる点は、
その映画そのものが500〜600インチ程度の大画面で上映されるということです。
多くの「シネオケ®」では、オーケストラは舞台上で演奏し、
そのバックに映画館さながらのスクリーンが設置されます。
スクリーンには映像だけが流れ、セリフ以外の音楽がオーケストラで演奏されるため、
観客は映画全編を楽しみながら映画館以上の臨場感を体感できます。
上演作品には「名画」と呼ばれるものが多いのも特徴。
これまで何度もDVDで鑑賞してきた映画がライブになることで、新たな感動、発見が生まれるのです。
作品によっては、「シネオケ®」製作にあたって、その映画の作曲家が新たに曲を追加した公演、
演奏者としてオーケストラに加えてコーラスも入る公演、
ソロで歌う曲も映像内の登場人物にシンクロしてライブで披露される公演など、
作品によって様々な演出が施されています。
もともと欧米では80年代から取り組まれていましたが、日本で映画全編を生演奏つきで初めて上映したのが、2012年「ウエスト・サイド物語」。指揮を務めた佐渡裕氏は、「ウエスト・サイド物語 シネマティック・フルオーケストラ・コンサート」のLAでの初演指揮者デヴィッド・ニューマンのアメリカ、ロサンゼルスのスタジオに事前に訪問。デヴィッドはこのコンサートのオーケストラ譜面に合わせたクリックシステム、ストリーマーを構築した本人なので、どのように映画の歌や効果音にオーケストラ演奏を合わせていくのか、直接打ち合わせも持つほど難儀なことでした。「ウエスト・サイド物語」においては、譜面と練習用のモニターは指揮者に半年近く前から送付され、各自で読み解き練習したそうです。「ウエスト・サイド物語」以降多くの作品が上演され、その文化の定着が伺えます。
2024年1月4日、5日
2023年8月5日、9月2日、9月3日、9月23日
2023年4月8日
ジーンズ&スニーカーのようなラフな格好
オペラやクラシックの演奏会に行くようにドレスアップ
大好きなその映画のイメージや時代に合わせた服装
例1)バック・トゥ・ザ・フューチャー = 1950年代か1980年代のファッション
例2)007 カジノロワイヤル = タキシード&ボンドガール